【よくある】デリーで初日に走って逃げた件 前編

インド

こんにちは。Pino研です。
以前出張でインドに行ったとき、インディラ・ガンディー国際空港を出てすぐに大量にいた客引きタクシー軍団が消えていたので、時代は変わったなぁ…と思いました。

そして、ワタクシがインドに生まれて初めて足を踏み入れたその日の事をありありと思い出しました。せっかくなので、当時の状況を克明にお伝えしたいと思います。インド旅行や、特に自由旅行を目指している人は是非読んでください。

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1997年夏 インド初日夜

ワタクシは大学3年生。恐れ知らずのヤングジャパニーズでした。インドを横断したいと思い、夏休みを利用して1ヶ月のインドの旅です。例によって、格安航空券だけ買い、ホテルの予約なしの楽しい日程です。ちなみに、ホテルを予約するという事を覚えたのはずーーーっっと何年も後の事です。
おなじみの?エアインディアでインディラ・ガンディー国際空港に降り立ったワタクシ、ついにインドに来たと感無量です。当時は現代以上にインドに対しては各国の旅行者が熱い視線を送っていました。よくある言葉では「インドに行けば人生が変わる」と。ネットも携帯電話もない当時は、とにかく何が起こるか分からない、非常にアツイ国として旅行者の間では話題になっていました。
ワタクシもまだ駆け出しの旅行者でしたが、インドに対しては「行ったら凄いんだろうな!」と、理由の無い憧れを持っていまいた。そして、遂に1997年の夏、インドに降り立ったのでした。

空港のタクシーカウンターでぼったくりを回避♪

エアインディアの成田デリー便の場合、デリー到着は夜です。空港からの鉄道など存在はせず、エアポートバスなんぞワタクシがこれから向かう安宿街パパールガンジ(メインバザール)には向かいませんw というわけで、安宿街パパールガンジ(メインバザール)まではタクシーでの移動となります。今は知りませんが、当時の地球の歩き方にも載っている空港でのトラブル回避方法は、「空港のタクシーカウンターでタクシーを手配しよう」でした。安全な話はそのまま活用するのがモットーのワタクシは、当たり前のようにタクシーカウンターに進みました。でも、そのまま移動するのはもったいないので、空港タクシーの客引きを味わいに、外に出ました。

客引きには、毅然とした態度で♪

外はもう夜で、インドの皆さんの白目だけが強烈に目に入ってきます。雲霞のごとく押し寄せてくる客引きですが、こちらは乗る気が全くないので、たばこを何服かしつつ客引きをひやかしていました。そして、ひやかしも飽きてきたので空港のタクシーカウンターに向かい、タクシーを手配しました。ちなみに当時の歩き方には「この〇番と〇番のカウンターは避けろ」的な記載があったと記憶しています。手配がおわり、タクシー会社の人からこのタクシーに乗れと指定され、一見普通のタクシーに乗りました。今思えば、空港のタクシーカウンターですら危ういというのはなかなかアツイですね。

同乗者現る

なかなか出発しませんが、何かと手続きでもあるのだろう、もしくはただ単にルーズなだけだろうと思って車内で待っていたら、ナビシートに男が乗って来ました。誰?と尋ねたら、俺の弟だマイフレンドと返されました。そうか、弟か、同乗して街にでも帰るのだろうと思って大して気にしていませんでした。
途中に闇の中に突如光るビルがあり、ドライバーやその弟が、「マイフレンドあれは高―いホテルだ。泊まるのに何百ドルもかかるホテルだ。」と言ってきました。「うん、だからパパールガンジに行くんだよ俺は。」と返事をしました。車はどんどん進みます。そして、「パパールガンジはもうホテルやってない。もうどこも閉まっているよ。」ふーんと聞いていると、どうやら明らかにパパールガンジには行かせない雰囲気が漂ってきました。そして彼らはこう言いました。「俺の知っている安い宿があるからさあ、ツーリストオフィス行こうよ!そこで紹介できるからさぁ!(にっこり)」

ツーリストオフィス(笑)

もう夜9時頃かと思います。ワタクシはツーリストオフィスにいました。ツーリストオフィスの割に、ツーリストオフィスらしさが皆無です。ただの地上階にある事務所です。既にワタクシはしまった…と思っていました。とはいえ、さすがにタクシーの中でパパールガンジ行かないなら降りる!なんて、インド初日の夜の幹線道路では言いたくても言えません。NOと言えない日本人という状況でツーリストオフィスまで来てしまいました。ツーリストオフィスには2人の男がおり、先程のドライバーとその弟も中に入りました。そして、しばらくしたあとに彼らが私に言いました。「ホテル代1泊100ドルね。」ワタクシは、インドに1ヶ月いるのに150ドルくらいしか持ってきてないんですが…。

パスポートを取られ

そして、パスポートをよこせと言われました。4対1ではあまりにも分が悪いので、とりあえず渡しました。そして、「この宿帳にサインしろ」と言われました。もうワタクシの心の中は、後悔と迷いと混乱しかありません。そして、有り金の大部分が取られてしまうという状況で、本当に困っていました。時刻は夜9時過ぎ、今どこかもわからない、ワタクシ以外にはインド人男性4人だけ、全員グル。…あなたならどうしますか?

後編に続く

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